個人情報保護法が制定されてから、オフィスにおいても機密文書の取り扱いに注意が払われるようになりましたよね。機密文書を破棄する時は、シュレッダーで裁断するルールになっている所も珍しくないと考えられます。以前に比べ、シュレッダーは安全性に配慮されたものになっていますが、ちょっとした不注意で怪我をしそうになった人もいるかもしれません。

そこで、オフィス勤務をした経験がある方を対象に、シュレッダーで危険を感じたことがあるか、アンケートを取ってみました。

【質問】
【オフィス勤務経験のある方】業務用シュレッダーにけがの危険を感じたことはありますか?

【回答数】
ある:46
ない:54

危険を感じたことがない人の方が多い!その理由は?

アンケートの結果、危険を感じたことがないという人が54人で、感じたことがある人より若干多い結果となりました。どういった理由だったのでしょう。

・別に普通に使っていたら、特に危険に感じたことはなかったです。
・業務用シュレッダーを使ったことがない。書類の破棄は、まとめて業者に委託していました。
・ネクタイやアクセサリーなど、巻き込みそうなものが近くにないか、必ず確認するようにしています。
・特に恐怖を感じたり、被害にあったことはないけれど、自分の長い髪が吸い込まれたらと思うと怖い。

シュレッダーを使用する時は、正しい操作で作業していたので、危険を感じることがなかったという声が多いようですね。アクセサリーなど、巻き込まれそうなものがないか、必ず確認するという人もいます。しかし、長い髪が巻き込まれたりしたら、と恐怖を感じるという声もあり、多くの人がシュレッダーの危険性を認識し、注意して作業をしている様子が伺えました。
ないと答えた人の中には、書類を捨てる時は業者に委託しているという声もあり、オフィス内でシュレッダーを使っていない所もあるようですね。

オフィスに潜む危険!あると答えた人も意外と多い!

危険を感じたことがあると答えた人は46人で、意外と多い結果になっています。

・同僚が、まさしく服の端っこを巻き込まれてしまって、慌てたことがある。
・紙が詰まり、取ろうとして刃に指が当たりそうになり、怖いと感じました。
・沢山入れすぎて詰まった時に、刃の所を掃除した時に、鋭い刃が危ないと思ったことはあります。
・自分がいけないのですが、よそ見をしてて、指が吸い込まれそうになったことがあります。

危険を感じたことがある理由として、実際に服が巻き込まれた場面に遭遇した、紙詰まりを取ろうとして指が刃に触れそうになったことなどがある、といった声が多く挙げられていました。シュレッダーの使用方法で、巻き込まれやすいものを投入口に近づけてしまうことや、紙詰まりの不具合を直す時など、普段とは違うトラブルが起きた際に、事故が起きる危険性があるのかもしれませんね。

また、よそ見をしていて指を吸い込まれそうになったという人もいて、ちょっとした不注意が事故につながる危険性を孕んでいることも分かりました。

オフィスの約半数がシュレッダーに危険を感じている!

今回のアンケートでは、シュレッダーの使用中に、危険を感じたことはなかったという人が多かったものの、半数近くの人は危険を感じていることが分かる結果となりました。
正しい操作方法で取り扱っている分には問題はないようですが、ちょっとした不注意が事故につながる危険性があるようですね。事故が起きないようにするためには、正しい操作方法を守ることや、業者に機密文書などの破棄を委託するといった対策が必要なのかもしれませんね。

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
有効回答数:100サンプル